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簿記の重要性について その2

2008年10月17日 22:20

前回は、財務諸表を理解するための、作り手側のルートと読み手側のルートについて述べました。

財務諸表の数字の本質を読み、企業活動・状態を理解するには作り手側の理解が必要になると考えていますが、その第一歩のスキルが『簿記』であると考えております。

一般的に簿記にはネガティブなイメージがあると思います。
・地味
・前近代的
・めんどくさい
・意味がわからない
・とっつきにくい
・単に事務的な作業、 等等

10年以上前、私も始めて簿記3級を勉強したとき、3,4日で挫折しました。。。

そのときは、まったく面白いとは思えませんでした。そもそも、なぜ右と左にいちいち記載していかなければならないのかさえ理解できませんでした。

ですが、スポーツであっても勉強であって、何かを新たに始める時、特に全く新しいことを始めるときは、正直、面白くないことが多いと思います。やりたかったことができず、イメージと異なっていたり。

例えば、テニスを部活で始めた時、初めはボール拾いやら、ランニングや筋トレばかりでうんざりしたものです。なかなかラケットを握ってボールを打つことができません。

ですが、この過程は、いざ試合になってみると重要だと気づく瞬間があります。

簿記は正に会計を実務で行うための「ボール拾いと筋トレ」の過程だと考えています。そして、例えば簿記検定の勉強の為に、何回も何回も、仕訳を手で起こすことは非常に重要だと思います。

そして、経理・財務実務に際し、簿記を分かっている人とそうではない人との仕事上の会話は、前者の方が当然スムーズに進み、問題解決も早いと感じています。
簿記は会計上の共通言語、つまり、分かっている人同士では、「仕訳で会話」をするのです。

昔、上司には、「今でも複式簿記の論文は書かれている、簿記は非常に深い」とよく言われたものです。

確かに現在では、システムで自動仕訳が行われるから、初めのシステムの設定さえしっかり行えば、仕訳の理解は必要ではなく、仕訳後の検証は、分析的な手続き等で行って、財務諸表の整合性や合理性を担保すれば良い、という意見の方もいると思います。

プロセスとしては、確かにそうです。しかし、企業活動は定型的な業務のみではなく、イレギュラーな事象が多々あります。
その時、いかにその事象の本質を会計的な側面から捉え、財務諸表に反映させるか、は簿記という基礎体力が必要だと思います。

また、財務諸表の数字から、頭の中で仕訳を起こし、その本質へたどり着く。簿記を知っているからこそ、企業活動と財務諸表のつながりが理解できるようになると考えております。
また、そうできるからこそ、経営にとってバリューのある、経理・財務になることができると思います。

多くの方が簿記を勉強されていると思いますが、今後も更に多くの方が簿記と触れる機会があることを期待しています。

長々と書き連ねましたが、お読み頂きありがとうございました。

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